新型コロナウイルスの感染拡大によって深刻なマスク不足ですよね。
少し前まではこんな事になるなんて思っていなくて我が家ではマスクを全然買いだめできませんでした。両親は高齢で持病もあるので、マスクがないと心配。
今となっては後悔。。何店舗もお店をはしごしてみましたがなんとか数枚入りのマスクを2〜3袋買えただけでした。
せっかく入手したマスクもこのままでは数日で終わってしまいます。ですが、マスクをしないで外出するのは少し怖いですよね。この際作るか!と思って試作してみたら案外簡単に作れました♪
今、ネットで買えるマスク
私もこのマスクを注文しました♪
【型紙不要】手作り立体マスクの作り方
必要なもの
◆不織布マスク(ここから型を取るのでお好みマスクを1つ用意してください)
◆洗濯をしたら落ちるインクのペン(型をとるときに線を引きます)
◆好きな色・柄のガーゼ生地【20cm × 20cmを4枚分以上】
◆ミシン or 針と糸
◆ハサミ(布きり用ハサミが使いやすいです)
◆マスクにつけるゴム紐【30cmを2本】
マスクから型取りをして生地を切る
型紙が要らないというのは手元のマスクを元に作るからです。
※写真では白い紙を使用していますが、実際にはガーゼなどの布で直接作業しちゃって大丈夫です!
1. マスクのプリーツを使用している時のように広げてから2つ折りにして生地の上に直接乗せて型を取ります
2. マスクの耳紐を通すために必要な部分として2.5cmほど横に線を伸ばします
3. ここで、下の写真のように顎のラインの線を調整します。この立体布マスクはプリーツがないのでこの調整をしないと顎の部分の布が余ってしまいます。(実際に初めて作ったマスクでは顎の部分の布が余ってしまって少し不格好になってしまいました笑。耳ゴムで調整して使っています笑。)
4. 顎のラインを調整する線を引いたら、マスク本体の型の周りに縫代を1cmほど取ります。ここは後で短く切ってしまいますが、最低でも0.5cm以上は縫代がないと縫うのが少し大変です。
5. マスクを2つ折りした状態の生地が合計4枚必要になるので薄いガーゼなどの生地なら4枚全て重ねて縫い代として引いたラインを布切りハサミで切ります。表地と裏地で色を変える場合は裏表など気をつけて切りましょう。
6. 1枚しか縫うラインを書いていないので残り3枚は縫うラインが何も書いていない生地になってしまっています。約1cm内側を計って線を引くか、マスクの型取り(顎のラインの位置だけ気をつけて)を簡単にして線を書きましょう。
※2枚以上マスクを作る予定の場合は1〜3までの型取りの作業を布に直接行うのではなく何か別の紙で型取りをして型紙にしてしまいましょう♪とりあえず一枚しか作らない予定の場合は型紙を作っても作らなくてもかかる時間は同じくらいになると思います。
縫ってみよう
同じ形の生地が4枚あると思います。
それを2枚ずつのペアにします。この時、生地の表同士を背中合わせにするようにペアにしておきましょう。後で裏返す作業があります。
1つのペアが表生地、もう1つのペアが裏生地になりますので表と裏で生地を変える場合はペアを間違えないように気をつけましょう。
1. 1つ目のペアの口元がくるカーブしている部分を縫います。
2. 同じようにもう1つのペアの口元のくるカーブしている部分のみ縫います。
3. 縫った部分の縫代を短く切り、カーブのきつい箇所には切り込みを入れます。
4. 先ほどそれぞれ縫った表地と裏地の表を背中合わせにするように合わせて上のライン、下のラインをそれぞれ縫います。
5. 同じように縫代をカットし、先ほどと同じように切り込みを入れます
6. 縫い合わせた生地は裏面が今出ているので、裏表ひっくり返して縫い目が見えないようにします
7. 綺麗に生地を整える(アイロンをかけると整えやすいです)
8. 耳紐を通す部分を作るので2回折り紐が通るように筒にします
9. 折った部分を端から端まで縫います
耳ゴム紐をつける
1. 耳ゴム紐をゴム通しやヘアピンで通してしっかり縛ります
手元にヘアゴムしかなかったので、とりあえずヘアゴムをつけました(笑)
ゴム紐はいつでも交換ができるのでとりあえずなんでもOKです。
2. 結び目を生地の中に隠します
完成!!
案外簡単に作れます♪
子供用マスクも同じように売られているマスクから型取りすれば簡単に作れます。
不織布のマスクの方が色々な機能がついていて良いかと思いますが、すごい品薄なので布マスクを自作して活用してみてください♪
何よりも、早くウイルスの流行が終わることを願います。
予防をするのも大変ですが、家族みんなで体調管理気をつけていきましょう。